三緑亭の独り言

ただの大学生の独り言です。他人の日記を覗き見するような気分でご覧ください

200102 北海道旅行記②

 さてと、年が明けました。日付が変わった途端に大量に押し寄せる「あけおめ」LINEには辟易しましたが、何はともあれ2020年が始まったようです。僕からすれば何でこの日だけ「日付が変わる」という普通の現象がこんなにも取り上げられるのか不思議でならないのですが、まあそんなのはどうでもいい話でしょう。大晦日(昔、Google翻訳で’Oh, is it miso?’と訳されたという噂があったのを思いだしました)は紅白やらサスケやらインディ・ジョーンズやら色々見ていたのでブログどころではなかったのですが、やっと落ち着いてブログが書ける状態になりました。今日明日は箱根駅伝、僕はほぼ白バイしか見ていませんが楽しみですね(笑)。昨日も何かの駅伝をやっていましたが、これを見て「あ、箱根駅伝だ」と言ったのは秘密にしておくことにします。

 うっかりまたどうでもいい話に花が咲いています。前振りに約400字、これは僕が小学生の頃から変わらない癖のようなものです。6年生の時に書いた修学旅行の感想文は、電車に乗り込むまでの記録で原稿用紙1枚が埋め尽くされていました。また話が逸れています。それでは、新千歳空港A350ごと放置されているブログ主の様子を見に行くことにしましょうか。

 

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ニセコの眺望(写真と本文は関係ありません)

 さて、自分の席に着きました。とりあえずシートを色々見ておくことにします。座席の前にはモニター、若干の物入れ、シートポケット、左側には大きなカクテルトレイとモニターのコントローラーと折り畳み式のテーブル、右側には物入れ、足元にはフットレスト、という感じでした。ヘッドレストが曲げられるのは従来のクラスJと変わりません。収納は増えた気がします。ただし、座席の前と右の物入れは離着陸時には空にすることが求められます。なお、例の如く写真はありません(笑)。とりあえずモニターは機外カメラに設定しておきました。こんな感じに見えます。飛んだ後は特に何も見えませんでしたが(これは夜便だったせい)、地上では楽しめますよ。おお、こんなにピッタリ線に沿って曲がるんだな、と勝手に驚いていました(笑)。

 クラスJのシートで普通席との違いを感じさせるところはその座り心地にあると思います。もちろん幅も広いですが、もともと痩せている僕にとってはあまり関係ないことですし、シートピッチが広いというのももともとJALの飛行機はシートピッチが広いのであまりありがたみは感じません。そのかわり、圧倒的に違うのが座った時の感触です。柔らかいけれど、しっかり支えてくれる感じとでも言いましょうか。シートにコシがあるという表現もいいかもしれません。短距離でも明らかに快適なので、長距離だとだいぶ変わる気がします。これを体感するとエコノミーはパイプ椅子ですね(笑)。

 ただ、前のも今のもそうですが、リクライニングすると座面が前に滑るのはやめてほしいです。個人的な感想ですが、倒した時に体がヒュッと前に滑るのが気持ち悪いんですよね。この感覚は伝わらないかな〜(笑)。

 

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載せる写真がないので使い回し(笑)

 そろそろボーディングブリッジを切り離したところに話を進めます。そうしないと今日も離陸せずに終わってしまいそうです。さて、飛行機が動き出してからも機内放送は相変わらずペラペラしゃべっていましたが、もうあえてコメントすることは差し控えたいと思います。安全のためのビデオは恒例行事のようにほぼ全員が無視、しかし意地でも聞かせたいのか大音量で流されるビデオ、しかし乗客はノイズキャンセリングヘッドホン、何故か途中で一段階上がったボリューム、全てがいつも通りでした(笑)。その後は滑走路に到着、無事に離陸しました。

 前評判で聞いていたことでしたが、A350はとても静かな機材でした。これは僕がエンジンよりも前に乗っていたせいもあるかもしれませんが、他の機材とは比べ物にならないレベルで静かでした。

 

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ベルトサインのところが液晶画面になっていました。その必要あるの?(笑)

 離陸直後から爆睡していて、途中でふと目覚めたらシートに「お目覚めですか?」のシールが貼ってありました。どこにCA呼び出しボタンがあるのかしばらく探したのちに発見し、呼んだらあっという間に来てくれました。ボタンを探すのにかかる時間よりもボタンを押してからCAが来るまでの時間の方が短かったです(笑)。JALに乗ったらこれでしょ、ということでビーフコンソメを飲みました。やっぱりこれはいいですね。あとはアップルジュースをおかわりしました。JALに乗るときは大体この2種類を飲んでいます。

 その後はモニターで遊んだり、落語を聴いたりしているうちにまた眠たくなり寝ていました。ベルトサインにも気付かないくらい爆睡しているとCAが肩を叩き「お休みのところ恐れ入ります」と大変お上品に声をかけてくれました。外資系エアラインだと揺すられて「メシ!!ハヤク!!」と起こされた話を聞いたこともありますが、さすが日本航空、そんなことはありません。今まで起こされた方法の中で1番静かで上品だったと思います。ただ、目が覚めるかというと微妙でしたね(笑)。

 機外モニターはさっきも書いた通り何も見えませんでしたが、フライトマップの方で面白いものがありました。著作権の関係で写真は出せませんが、グラフィックの窓からの眺めに高度や速度を重ねて表示できるモードがあってこれは面白かったですね。乗る機会があれば是非見てみてください。

 そんなこんなで無事に羽田空港に着陸、延々と地上を走ってゲートに到着、気づいた時には遅延が25分に拡大していました。まあ、飛行機は遅延30分までは誤差だと思っているのでこれは定刻通りの到着ということにしておきます。

 

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機外カメラ。垂直尾翼から見下ろすものと前輪のところについているものとがあります

 今まで延々と書いてきましたが、クラスJは大変に良かったです。JAL国内線でクラスJしか乗らない人の気持ちがよく分かりました。わずか1000円でこの快適性を手に入れられるのならば使わない手はないですね。

 この前数えてみたら12月〜3月の4ヶ月で9回も飛行機に乗ることになっていました。しかも、全部のマイルがJALに付くことになっています。JGC修行でもしてみようかな、と思いつつそんな暇はない今日この頃。年末年始の軽薄な特番にはもううんざり、早く平常運転に戻って欲しいですね。今日はもう寝るだけ。