三緑亭の独り言

ただの大学生の独り言です。他人の日記を覗き見するような気分でご覧ください

191211 塾と学校について思うこと①

 前回書いた記事が大層受けがよかったようで、Twitterのいいねに相当すると思われる高評価が寄せられたり、気づいたらブログの読者が43人もいたりして自分自身が1番驚いているところです。なるほど、ああいう記事は受けがいいんですね。いつまでも終わらない旅行記よりもああいう記事の方がいいようです。また、このブログのプラットフォームにアクセス解析というのがあるのですが、そこを見ているとTwitterからの流入が1番多くそれが前は80%後半でした。それが最近は70%台に低下をし始め、そのかわりにはてなブログの何かを経由して流入してくる人が多くなっています。Googleアナリティクスというのは登録はしましたが見方がよくわからないのでほったらかしてあります(笑)。

 

 さてと、今日から(※今日は、ではありません。続編があります)は学校と塾の関係についてあれこれ書いてみたいと思います。以前も書きましたが、僕は今とある学習塾で中学受験生を指導しています。そうそう、さっき大学の数少ない友人と話していたら発見したのですが、「大学生の塾講師」というと聞こえが悪いけれども(僕は大学生でも何でも成績が上がればいいと思っているし、実際生徒の成績は上がっていますが)、「塾講師が授業もしながら大学に行っている」というと向学心溢れた塾講師のように聞こえるのがどうも不思議だなあと。たしかにその通りな気がします。生徒たちには僕が大学生だということは秘密になっているのですが、どうも大学生の講師というのは保護者からするとクレームの元になるらしいですね。へえ、そんなことでクレームになるのか、と。「生徒の成績が上がらない」というクレームは塾という組織の性質上ありうることだと思うのですが、「大学生である」というだけでクレームになるそうです。成績が上がってればいいと思うんですけどねえ。

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昨日の東キャンパスで撮影

 おっと、話が盛大に脱線していますね。学校と塾の話でした。生徒の話を聞いていると、みんな揃って「学校がつまらない」「先生嫌い」と言っていて、またたしかに自分も小学校も他の生徒も教員も嫌いだったので、学校と先生が嫌いな小学生というのは古今東西存在するようです。これは中学受験生だから嫌いなのか、それとも小学生みんなが嫌いなのかはよく知りませんが、小学生時代の記憶を辿ってみると、小学生で学校が嫌いというのは中学受験生のほぼ全員と、そうでない子たちの一部なような気がします。

 それで詳しく話を聞いてみると、「先生に変なことを言われた。だから嫌い。」という子が非常に多く存在します。確かに「変なこと」を言う先生というのは存在するもので、僕も自分が小学生だった頃にはよく先生とバトルしていました(笑)。置き勉をするな、給食を残すな、自分が問題を解き終わったら読書してないで他の人に教えてあげろ、などと言う先生を記憶している人も多いかと思います。普通の人はそこで素直に従い、置き勉はしないし給食は全部食べるし他人に問題を教えるわけですが、そんなに僕は素直ではなかったので逐一反論していました(笑)。「家で使わない教科書を置いて帰ることに何の問題があるんですか?お母さんには置き勉していいよって言われました」「え、何で嫌いなものを残しちゃいけないんですか?アフリカで食べ物がなくて困ってる子がいるから?じゃあ僕がここでこれを食べるとその問題が解決するんですか?しないですよね?関係ないじゃないですか」「自分がやらなきゃいけないことが終わったから読書をしているんです。自分で作り出した時間を自分のために使っちゃダメですか?」(これについては、捉えようによっては教員が仕事を放棄したとも取れますから今でも大きな問題だったと思っています。他の生徒に直接頼まれれば教えていましたが)などと、まあ小学生の言うことですからここまで日本語は達者ではありませんでしたがペラペラ喋っていました。交通系YouTuberのスーツという人がいますが、あの人にイメージは近い気がします。伝わってるかなあ、伝われ・・・(笑)。

 でも、この現象はよく考えると面白いことではないでしょうか。年齢の差はあるにせよ、よく同じ人間という種の間でここまで意見が食い違うな、という気がします。しかも、面白いのは教員の一部の発言については同世代と思われる保護者とも意見が分かれるということです(さっきの置き勉がいい例)。さらに、個々の教員ではなく教員全体と保護者全体の意見が異なるという構図になっているように思えます。ということは、ここから想定されるのは「教員の世界がガラパゴス化してしまっている」という現実ではないでしょうか。教員と保護者で言えば、社会とのつながりが強く存在するのは保護者ですから、双方の言い分が食い違ったときは教員が世間からズレている可能性が高い、というかほぼ間違いないと言えるでしょう。

 

 この原因についてはほぼ見当が付いているのですが、あまりにも記事が長くなってしまったのでこれの僕なりの種明かしは次回の記事ということにします。今はバイトから帰ってきて晩ご飯を食べたところ。あとはお風呂に入って寝るだけ。明日は授業2コマとまたバイト。