三緑亭の独り言

ただの大学生の独り言です。他人の日記を覗き見するような気分でご覧ください

200226 ドバイ旅行記⑥(エミレーツ航空ビジネスクラス③)

 さて、僕は今ドイツにいます。昨日はBMWの博物館とBMW Weltを訪問し、今日はICEに乗ってミュンヘンからシュトゥットガルトに移動しました。こちらに来てから知りましたが、ミュンヘンというのはドイツ語の発音で、英語だとMunich、発音はモナコと同じらしいですね。カタカナで書くのが難しい発音です。

 ドイツは寒いと聞いていましたがそんなことはなく、日本と同じか少し暖かいくらいに感じられます。わざわざ一番分厚いコートをスーツケースに押し込んできたのですがその必要はなかったですね。ちなみにドバイからドイツに来る荷物が9.7キロありました。エミレーツの機内持ち込み手荷物は7キロまでなのでバレたらかなり面倒なことになっていたところでした。危なかったですね。ポイントは「軽そうに持つこと」なのかな(笑)。今度はルフトハンザシティラインの持ち込み8キロの難関があるのでどうするかが問題ですね。航空業界には「上着に入っている荷物はカウントしない」という暗黙のルールがあるので上着に荷物を詰め込もうかなと思っています。アメリカに行くとLCC利用者に向けて「いっぱい荷物が入る上着」のようなものを売っているらしいです。今度買ってみようかな(笑)。 

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ドイツ国鉄の芸術(写真と本文は関係ありません)

 それはさておき、今日も今日とて飛行機の話をしていきたいと思います。前回は離陸して晩ご飯を食べたところまで話をしました。今日は機内のバーカウンターの話からしていきたいと思います。

 バーカウンターとはなんぞや、という人のために説明しておくと、エミレーツのA 380は2階席の最後方部にバーカウンターが設置されていて、ファーストとビジネスの乗客が利用できるようになっています。カクテルを出してくれたり、軽食を出してくれたりします。ちなみに中に入って写真を撮ってもらうこともできますよ。ただし、これはA380にのみ設置されているもので、777には設置されていないので気をつけてください。 

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ここが飛行機とは思えないですね

 バーカウンターはこのような空間で、中央にカウンターがありその周りに席がいくつか設置されています。それぞれの席にはシートベルトが付いていて、もしここにいる時にベルトサインが点灯した場合はベルトをするようにCAに案内されます。エミレーツのこだわりというのはよくわからないもので、ベルトサイン点灯中にバーカウンターにいるのはOKでもトイレに行くのはダメなようです。ベルトサイン点灯中はトイレがロックされていて、やってきた客にはCAが「ベルトサインついてるからダメだよ」みたいなことを言って席に戻るように促していました。もっとも、わざわざベルトサインがついているなかで来るんだからよほど切羽詰まった状況にいるはずなのですが、ここではホスピタリティというのはないようです。「ダメだからダメ」というのは外資らしいといえば外資らしいところですね。日本航空だと普通に使えました。

 話が逸れていますが、ここで何ができるかというとちょっとした飲み物をもらったり軽食を食べたりできます。ビジネスのキャビンとトイレの間に位置しているので、トイレを使った後で席に戻るときに話しかけられて、そのまましばらくそこで飲んだり食べたりするイメージですね。たまたま日本人CAがいたので少し話しました。この日のフライトはCAが24名、日本語を話せるCAも何人か乗務しているとのことでした。どのクラスに乗務しているかはその日によって異なるようで、エコノミーに多いこともあればビジネスにはいない、ということもあるようです。まあ、いずれにしても英語ができれば困ることはありません。日本人の他にはアジア系とヨーロッパ系の人が多かったですね。

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こちらもエミレーツ名物の星空

 さてと、バーカウンターの話はこれくらいにして、そろそろ朝食の話をしたいと思います。朝食は3種類くらいから選べるようになっています。僕が選んだのはヨーロッパ風何とかというようなものでした。メインはチーズがいろいろ載っていて、それと何かの動物の肉を焼いたものが盛り合わせになっているものです。もうちょっと美味しそうに聞こえる説明をしなきゃダメですね(笑)。こちらは旨いわけでもまずいわけでもない、普通の機内食という感じでした。

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旨くも不味くもない朝食

 朝ごはんが終わって1、2時間くらいで着陸の準備が始まり、ドバイ国際空港に着陸しました。離陸は長く感じましたが着陸はそれほどでもなく感じました。全力でリバースしている音が聞こえてきたのでそのおかげもあるのだとは思いますが、予想よりも早く誘導路に入っていきました。リバースしているって言うと普通に人はシンガポールの白いライオンを想像しそうですが、ここで言うリバースというのは逆噴射のことで、飛行機の速度を落とすために行うもののことを指します。最近だと環境への配慮からリバースは控えめなようですが、今回は全力でリバースしていました。それくらいしないと止まらないということなのでしょうか。よく知りませんが。

 着陸してからスポットインするまではそれほど時間はかかりませんでした。そのせいかアナウンスは忙しなかったですね。例によってアラビア語、英語、日本語でそれぞれアナウンスがされました。言っていることは日本の会社とほぼ一緒でした。適当に訳すと「皆様、ドバイ国際空港に着陸いたしました。皆様の安全のため、シートベルト着用サインが消えますまではお座席でお待ちください。上の棚を開ける際には、手荷物が滑り出ることがございますのでご注意くださいますようお願いいたします。皆様、この先もお気をつけていってらっしゃいませ。本日は、エミレーツをご利用いただきましてありがとうございました。」というような感じです。日本の航空会社だと「皆様、お風邪などお召しになられませぬようくれぐれもご自愛くださいませ」などと自分が皇族にでもなったのかと錯覚するようなバカ丁寧な放送が入るところですが、そんなことはありませんでした(笑)。 

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FerrariWorldにいたラフェラーリ(この話までしばらくお待ちください)

 何はともあれ、旅行記の上でも無事ドバイに到着しました。次回以降はドバイで体験・経験したいろいろなことを書いていきたいと思います。とりあえず、ブルジュハリファに行った話から書くか、それとも市場で吹っかけられた話から書くか、ドバイフレームに行った話から書くか、まあ気まぐれに書いていくことにします。それでは次回の記事もお楽しみに。ドイツは今、夜11時すぎくらいです。後は寝るだけ。明日はシュトゥットガルト空港からミュンヘン国際空港(正式名称:フランツ=ヨーゼフ=シュトラウス空港)、そこからドバイ国際空港に飛ぶ予定。