200216 ドバイ旅行記③(成田空港まで行こう編)
さて、久しぶりの更新ですね。久しぶりどころか、自分でこのブログを運営していたことも忘れかけていましたが、今日からドバイ旅行記を始めることにします。今回からは予告編ではなくて、実際の旅行の模様を例によって微に入り細を穿って、散々脱線しながら書き綴っていくことにします。旅行の予定は16日ですが、何日で完結するでしょうか。おそらく飛行機に乗るところまでで今日の記事はおしまいでしょう(笑)。
今、目の前を通る観光客らしき人を見ると多くの人がマスクをしています。コロナウイルスがこれだけの脅威を見せているところからすると当然の対応のようにも思えます。中国からの観光客はほぼ100%マスク姿です。その姿勢を見ていると、日本政府の「人混みを避けよう!」という呼びかけがいかに平和でいかに間抜けかよくわかりますね。
今は京成上野駅にいます。直前に港区の図書館に用事があったのでそこから成田空港に向かおうというわけです。目の前にはイブニングライナーなる電車が止まっていて、車内清掃中のようです。行き先をみると、イブニングライナーは「成田」、スカイライナーは「成田空港」となっています。ひっかけ問題ですね。問題文をよく読みましょう(笑)。どうやらイブニングライナーでは成田空港までは行かないようです。どうせスカイライナーと同じ車両で運行しているのだから、これも成田空港まで行くようにすればいいのにと思います。今は午後5時50分ですが、僕が乗るスカイライナーは午後6時20分発なのでここであと30分も暇を潰さなければなりません。どうもイブニングライナーとスカイライナーで料金設定が異なるようなので列車を分けているということだと思うのですが、それなら成田までしか乗れないチケットを「イブニングライナー」として、成田空港まで行くチケットを「スカイライナー」として売れば済む話な気がします。まあ、ここであれこれ言っても仕方のないことです。
と、ここまで書いたところでイブニングライナーとスカイライナーの違いを教えてくれた人がいました。どうもこの2つは、通る線路が違うようです。イブニングライナーは京成本線経由、スカイライナーはスカイアクセス線経由だとのことです。後述する160キロを体験したい人はスカイライナーに乗車する必要があります(160キロ出す区間がスカイアクセス線内のため)。もっとも、普通に空港に行くだけなら成田で乗り継げばいい気がします。
それを踏まえると納得できない話ではなくて、仮にイブニングライナーとスカイライナーを共用にした場合、本線経由のスカイライナーとスカイアクセス線経由のスカイライナーで所要時間が違うのに料金が同じという事態が発生してしまうためにこのようなことになっているという主張はある程度説得力を持っています。しかし、実際に待たされた身として発言するならば、多少の違いはいいから乗らせてくれと言いたいですね。空港というのは余裕を持っていくべき場所ですから、この場合の数分の違いは大した問題ではないように思えます。
東京から成田空港まで行こうとするといくつか方法がありますね。有料特急でいうと成田エクスプレス、スカイライナー。特急料金を払わずに行こうとすると京成の特急だか快速急行だか快速特急だか、そんなようなやつ(ちゃんと調べてからブログにしろよ、という気がしますが)、あるいは横須賀線という手もあります。ちなみに、LCCユーザーの一番のオススメはバスらしいです。東京駅から成田空港まで1000円で行けるバスがあるとのことで、それが安くて良いと言っていました。僕はバスが嫌いなので使いませんが。あとは東京から横須賀線で船橋まで行って、船橋で京成に乗り継ぐという手もあります。親にはそれを勧められましたが、20キロのスーツケースを持ってやることではない気がしますね(笑)。
そうこう言っているうちにスカイライナーが発車しました。ということは僕はおよそ時速2500字ということになりますね。どうでも良いことですが(笑)。前に成田エクスプレスに乗ったことがあるのですが、それと比較していうと全体的に非常にチープな印象を受けます。遮音性能であったり、座席だったり、スーツケース置き場であったり、いろいろなところにコストカットの跡を感じます(運賃が違うので単純比較するのは京成がかわいそうですが)。電車で音が聞こえるのは当然として、そのレベルが成田エクスプレスの方が低く抑えられていますね。普段はモーターの音がよく聞こえるのは嬉しいのですが、こういう特急に乗ると考えるともう少し静かにしてほしいところです。しかし、これは大した問題ではありません。問題は座席です。正直言って最悪ですね。40分くらいしか乗らないとしても酷い座席です。209系、あるいは宮ヤマ車みたいなもんですね。座面が硬すぎて座っていられません。リクライニングはしますが、これは腰痛をもたらす座席です。これならJR の在来線グリーン車の方がはるかに優れています。これではスカイライナーというよりも不快ライナーです。正直、これなら高くても成田エクスプレスの方がいいですね。荷物置き場も、「荷物が置けるだけ」の荷物置き場です。せめて鍵をつけてほしいですね。自衛しろということなのでしょうか?
と、ここまで書いたところで京成の電車の中で京成の悪口を書きまくっていることに気づきました。頑張っていいところを探してみたいと思います。
頭を雑巾のごとく捻ったら、やっと1つ出てきました。加速性能と減速性能だけは成田エクスプレスに勝るかもしれません。結構な加速度と減速度(っていうのかな?)です。最高速度は160km/hですから、ここも成田エクスプレスに勝っています。今回は160キロを体験したくてスカイライナーにしたようなものですが、窓の外を流れる景色は成田エクスプレスのそれよりも格段に早いですね。実際、上野-成田空港間の所要時間はおよそ40分ほどになっています。あともう1点、座席が電動で回るのはカッコいいですね。乗客は何のメリットも受けませんが(笑)。
ここまで書いたところで、成田空港到着まであと10分ほどとなりました。降りる準備をするので、とりあえず記事はここで終わりにします。冒頭に予言した通り、飛行機に乗るまでで今日の記事はおしまいになりました(笑)。チェックインカウンターのオープン時刻は午後8時とのことなので、成田空港のどこかで1時間、時間を潰さなければいけません。離発着する飛行機でも眺めていることにしたいと思います。次回の記事は、エミレーツ航空の搭乗記になる予定です。それでは、中東御三家の一角、エミレーツ航空の搭乗記、乞うご期待。どのクラスの搭乗記を書くことになるかはアップされるまでのお楽しみ。今日は飛行機で宿泊。