三緑亭の独り言

ただの大学生の独り言です。他人の日記を覗き見するような気分でご覧ください

200227 ドバイ旅行記⑦(ブルジュ・ハリファ編①)

 さて、今日からはドバイ旅行記がいよいよ本編に入ります。といっても本編というのが何なのかよくわからないですが、前回までの飛行機についてひたすら語るだけの記事はおしまいにして、ドバイでの出来事をいろいろと書いていこうというわけです。ちなみに今はドイツのフランツ=ヨーゼフ=シュトラウス空港(ミュンヘン国際空港、MUC。どうでもいいですがこの空港の名前は世界で一番カッコいいと思います)で乗り継ぎ便を待っているところです。今が12時過ぎ、飛行機は夜の9時半なのでミュンヘン中心部まで行こうと思えば行ける時間なのですが、往復だけで交通費が2000円以上かかるのでやめることにしました。ちなみにさっき時刻表を確認したら、僕が乗るMUC-DXBの一本前のエミレーツの便がまだ出発してすらいない、というか搭乗すら始まっていませんでした。どう見てもシュトゥットガルト(STR)からMUCまで飛んでくる飛行機のチョイスを間違えているのですが、乗り損ねるよりはいいだろうということです。というわけで、およそ10キロの荷物とともにあと6、7時間はここで時間を潰す必要があります。

 だったらチェックインして身軽になればいいじゃないか、と思ったそこのあなた。おっしゃる通りですね。しかし、チェックインしてしまうと座席が確定してしまうためインボラアップグレードが狙いにくくなってしまいます。そこでチェックインはギリギリまで引っ張っておこうというわけです。

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アブダビの王宮にて(写真と本文は関係ありません)

 さて、まず始めにみなさんはドバイ、あるいは中東に対してどんなイメージを持っていますか?ターバンをかぶっている、頭に赤い布をかぶって黒い輪っかを載せている、女の人は目しか見えない、酒はダメ、一日5回のお祈り、何となく怖い未知の領域。そんなところだ、という人が多いのではないでしょうか。でも、そんなことはありません。確かにターバンや赤い布をかぶっていたり、目しか見えない女性もいます。酒はパブリックスペースでは飲めません。確かに日常でイスラムな雰囲気を感じる時もあります。しかし、多くの日本人が想像するよりもかなり自由な雰囲気の国がドバイです。観光客は多いし、日本人に対してもとてもフレンドリーに接してくれます。また何となく怖いというのも全く真実ではなく、むしろ安全で綺麗な街並みです。

 これから数回(十数回?)にわたって、ドバイとは実際にはどういうところなのか、というのを書き記していくことにします。

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今日の主役

 今日は、ドバイといえばこれだ、というとある建物の話をします。そう、ブルジュ・ハリファです。高さ828mの世界一高い自立式のタワーとして有名ですね。ちなみに、現在サウジアラビアにこれより高いタワーを建てているんだか計画中だからしいのですが、それに対抗してドバイもまた大きなタワーを建てるようで、その高さは1000mを超えると言われています。何をやっているんでしょうか、この人たちは(笑)。

 この点から分かる通り、ドバイというのは何事においても1番であることが要求されているようです。どこかの政治家のような「1位じゃないとダメなんですか」などという発言は許されません。とにかく何でも世界一。水族館の水槽、写真のフレーム、ビルの高さ、人工島、ホテル、何でも世界一にしないと気が済まないようです。

 ちなみにこのBurj Khalifa、日本語では「ブルジュ・ハリファ」と発音・表記されることが多いですが、現地の発音では「バージュ・カリーファ」あるいは「バージュ・カリファ」となっています。同じように、高級ホテルであるブルジュ・アル・アラブもバージュ・アル・アラブとなります。おそらくブルジュ・ハリファと発音しても理解してもらえるとは思いますが、せっかくなら現地の発音も知っておいた方がいいでしょう。なお、この記事は読者のほとんどが日本人であることから「ブルジュ・ハリファ」と表記することにします。

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これはレゴでできたブルジュ・ハリファ

 ブルジュハリファに行くのはとても簡単です。タクシーに乗って「Burj Khalifa, please」と言えば連れて行ってくれます(笑)。ちなみにドバイのタクシーは流しを拾っても大丈夫です。それは冗談として、メトロで行く場合でも簡単です。駅名が「Burj Khalifa/Dubai Mall」なのでどんなに英語ができなかろうと絶対にわかります。多分、歩いて行く人はいないと思います。普通の人はドバイで歩いて移動はしません。というか、できません。

 メトロの駅名からも分かる通り、ブルジュ・ハリファはドバイモールとくっついています。入り口はドバイモールの中です。このモールもやたらと広いので、モールに入ったら道を聞くのがいいでしょう。みんな親切に教えてくれます。日本人のように、英語で話しかけられて「Oh, I don’t speak English.」と英語で言いながら逃げていく人はドバイにはいません(笑)。ドバイはどこでも英語が通じます。何なら日本語も通じます(笑)。

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ドバイモールに生息するワニ(写真と本文は関係ありません)

 ここでブルジュ・ハリファを訪れようと思っている人にアドバイスしておくことにします。ブルジュ・ハリファのチケットは必ず前もってオンラインで買っておきましょう。当日、カウンターで買うとバカみたいに高いです(1万円するかしないかくらいです)。オンラインで買えば、ドバイモールの水族館とセットで7500円くらいのものが買えます(今回はこれを利用)。なお、148階まで行けるチケットもありますがあまりオススメはしません。125階だろうが150階だろうが、眺望にはほとんど違いがないからです。現地の人曰く、「100階を超えたら何でも一緒だ」とのことでした(笑)。

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入り口

 受付はこのような感じで、メールで送られてくる予約番号を見せるとチケットを渡してくれます。そのあとはブルジュ・ハリファが建てられるまでの展示などを見ながら通路に従って歩いていくと、エレベーターが現れます。並ぶ時は並ぶらしいですが、今回は空いていました。

 こういうところのエレベーターは、普通外が見えるものですがここのエレベーターは見えません。ビルの形からして外側が見えるようにエレベーターを作るのが不可能だからのようです。その代わり、エレベーターの中では映像が流されているのでこの時間も楽しめます。

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124階からの展望

 さて、展望台に着きました、と言いたいところですが今、字数が2500字に迫る勢いになっています。とりあえず今日は展望台からの写真を1枚示すだけにしておきます。この後はドバイへ戻る予定。