三緑亭の独り言

ただの大学生の独り言です。他人の日記を覗き見するような気分でご覧ください

191204 伊勢神宮日帰り旅行記③

 さてと、前回は外宮を参拝した記事についての記録に見せかけて神社の儲け方について勝手に考察してみました。「神社は課金制アプリである」というのは過激なようでいてなかなか核心を突いているような気がするのですがどうでしょうか。さて、今回は前回の続きということで伊勢神宮日帰り旅行記を書いていきます。

 

 さて、外宮の参拝は終わったので内宮に移動するところからの話です。外宮と内宮は4キロくらい離れているようなので、バスかタクシーで移動することになりますが、今回はたまたまバスがいたのでそれを使いました。田舎のバスというのは後ろから乗るようですが、この乗り方がさっぱりわかりません。乗るときに搭乗券を取るだとか取らないとか、Suicaをタッチするとかしないとか、こういうときは搭乗券を取ってこういう時は取らなくてもいいとか、理解不能でした。まあ、だいたいの客は外宮から内宮まで乗るのでその辺は柔軟にやってくれますが、どうにもスッキリしませんでしたね。しかも車内でチャージできないってどうなってるんでしょうか。縄文時代(笑)?

 そして、このバスの中で天皇が来るということを知りました。バスの運転手が「天皇陛下がお越しになりますんでね、夕方4時か5時くらいに交通規制が始まりますんで。その前にお帰りになることをお勧めしております」と言っていたのでやっと謎が解けたというわけです。それにしても伊勢神宮に来た目的は「即位の礼が終了したことを神々に報告する」ということだったらしいのですが、神様ともなればそれくらいのことは報告されなくても知っているということはないんでしょうか(笑)。一々報告しなければいけないというのはなかなか大変な気がします。

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内宮に到着

 そんなことはどうでもいいのですが、内宮の話です。内宮の入り口も安定のカルチャーセンターというか、国立の白十字というか、まあつまり高齢者率70%というような状態でした。ただ、内宮の方が若い人も多かったような気がします。それはさておき、内宮の入り口です。この橋も式年遷宮に合わせて架け替えるのですが、古い板は新しい板よりもかなりすり減っているらしいです。これだけの人が行き交っていればそれもそうかな、という気がします。

 

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写真展に出したら参加賞くらいはくれるかな?笑

 ここでは川で手が洗えるようです。冷たいので手は洗いませんでしたが、写真を撮ってきました。なかなかの名作な気がしますがどうでしょうか。川の中も魚やカニがたくさんいるのが見えました。白河の 清きに魚の 住みかねて 元の濁りの 田沼恋しき、ということもなく、綺麗な流れにも魚は住んでいるようです。

 

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 これが内宮の正宮です。例によって天皇のために廊下が作られています。これが見られたことは幸運に思うべきなのかもしれませんが、せっかくの趣きが新しい木で台無しになっていた気がしてなりません。どちらにしても、議論しても仕方ないことなのでどうでもいいことです。相変わらず課金システムでしたが、こちらも正宮にだけ賽銭を投げておきました(笑)。

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 さて、伊勢神宮といえば赤福ですね。とりあえず内宮の方で食べました。何気に食べたのは初めてでしたがおいしかったですよ。色々なところにお土産を買おう、ということで大量の赤福を買ってきました。電車の中で食べる用も買おうかな、と思いましたがやめておきました。

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餅は食べちゃいました笑

 やめた理由はこちら。外宮の方の赤福で今度はぜんざいを食べてきました。この写真は食べかけを撮ったので餅がありませんが(笑)、元々は餅が2個浮かんでいました。これももちろんおいしかったですが、個人的には内宮で食べた普通の赤福の方が好みでした。やはり正統派の方がいいですね。と言いつつ、夏になるとかき氷が出るようなのでそれも食べに行ってみたいと思います。

 しかし、ここで事件が起こりました。赤福でふと次の電車は何時だ?と調べたら伊勢市14時16分発の特急があるらしい、と。しかし今は14時15分。行ったことある人ならわかるかと思いますが、赤福から伊勢市までは走っても飛んでも1分では着けないので、これは諦めるしかありませんでした。次は快速みえが21分発、ということがわかったので爆速でぜんざいを平らげ、参道を全力疾走し、爆速で切符を買い、ホームに駆け込んだら何と驚き、電車が来ていませんでした(笑)。何だ、という感じですがここは電車を1本逃すと30分か1時間か来ないのでこの1本に何としても乗ることが重要だったわけです。今から4年前、修学旅行で来たときにはバスが遅れたせいで電車に乗り損ね、大変なことになりました。元々近鉄の快速だか特別快速に乗る予定だったのですが、それに乗り損ねて後続列車に乗ると到着時間が午後8時を過ぎることが発覚、渋々特急に乗ったのでした。あの時は先生に電話して、「バスが遅れて電車に乗り損ねました。各駅で行くと到着が8時です。ちなみに特急だと6時に着きます。せっかくだし各駅でいいですか?」と聞いたら「よくありません。特急で来てください。」と言われた記憶があります。今考えると何が「せっかく」なのかさっぱりわかりません(笑)。

 

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快速みえ。キハ75だったかな?

 さて、何はともあれ無事に快速みえに乗ることができました。例の字数制限に到達したので今日の記事はここまで。次回は爆音を共に走る快速みえの話からしたいと思います。というか、「伊勢神宮日帰り旅行記」なのに伊勢神宮についての描写が超薄く、それ以外の移動や雑談についての描写がやけに細かいのが自分でも不思議ですが、個人的には旅の醍醐味は移動にあると思っているのでこれでもいいのではないかと思っています。伊勢神宮についてもっと解説が欲しい、ということならまた別の記事で詳しく解説することにしようと思いますが、実行するかは定かではありません。今日は大学は休み、夕方はアルバイト。