三緑亭の独り言

ただの大学生の独り言です。他人の日記を覗き見するような気分でご覧ください

200228 ドバイ旅行記⑧(ブルジュ・ハリファ編②)

 さて、今何をしているかというと、飛行機を待っています。おお、前回記事から何も進展していません。何でこんなスケジュールにしてしまったのでしょうか。それはそれでいいのですが、ドイツ最終日を無駄にしたような気がしてなりません。まあ、今更言っても仕方のないことです。

今日の朝、どう考えても朝食を食べる時間がないだろうと思った僕は昨日のうちに弁当を作ってくれるようホテルに頼んだのですが、その弁当を1日かけて食べました。というか、今も食べています。「朝食」として頼んだはずなのに大きなサンドイッチが2個、ゆで卵も2個、それにチョコレートのスポンジケーキが3切れも入っていたのでそれを食べるのに1日かかってしまったというわけです。でも、どれも美味しかったので満足、感謝しています。

僕がドバイやらドイツやらで遊んでいる間に、日本では大学受験が行われていたようで、僕のところにも合否の速報が飛び込んできます。後輩なのか友人なのかよくわからない芝の後輩も無事に浪人回避できたそうで、おめでたい限りです。それにしてもこんなに寒い時期に入試をやるというのはいかがなもんかと思いますね。9月入学にして夏休みの暖かい(暑い?)時期にやった方がいいような気がします。寒い時期というのは手が悴む(これで「かじかむ」と読みます)ので試験にはよくないと思うんですがねえ。

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僕の推し(Porsche 911GT3RS)。なお、例の如く本文とは関係ありません

 それはさておき、今回は前回の続きということで(当たり前か)、ブルジュ・ハリファに登った話を書いていきたいと思います。前回は、例によって次回記事の予告的な写真を示して記事を終わりにしたはずです。では、今日はその続きの話をしていきます。登った展望台は124階・125階です。

 とは言っても、あまり書くこともありません(笑)。東京タワーに登れば、ビルを見てこれがこっちの方向、などと説明することもできますが、とりあえず今のところは「全部ドバイ♨︎」というくらいの認識しかないので風景を解説することもできません。しかし、これで記事が終わりというのも寂しいので何枚か写真を示します。ちなみに124階というのは、高さで言うと大体東京スカイツリーの下の展望台と同じくらいの高さです。ただ、スカイツリーと違って周りの建物もみんな高いのでそんなに高さは感じませんでした。

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124階からの展望

 この「EMAAR」というのはドバイのちょっと高級な不動産屋らしいです。東京でいう森ビルのようなものですね。東京タワーに登るとそこらじゅうに森ビルが林立していますが、ドバイでその役目を果たしているのがこのEMAARだという理解で間違いなさそうです。ちなみに発音は「イマー」あるいは「エマー」のようで、最後のRは発音しないようです。全部が伝聞形なのは僕がよく知らないからです。現地の人に聞いた話をそのまま書いています。

 また、上から見るとよくわかるのですが、ドバイは発展していて高層ビルが林立しているエリアとそうでないエリアがはっきりと分かれています。東京は高いビルの谷間になぜか立ち退きを拒否したらしい戸建てが立っていたりすることがありますが、ここではそんなことはありません。はっきりと区分して建てられています。その辺はきちんと計画して造っているようです。

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見よ、この車線数

 また、幹線道路(ハイウェイ)は車線数がとにかく多いです。多いところだと片側8車線くらいあります。一応アメリカのハイウェイを参考に作ったそうですが、アメリカのそれよりも使い勝手は悪いそうです。どこに行くのにも一旦ハイウェイを降りて、そこからまたグルグル回りながら行くのでタクシーに乗るとボラれているのかそれとも正しい道で行っているのかよくわからなくなります(笑)。

 上からはドバイモールの噴水も見えます。これは決まった時間になると噴水のショーが始まります。クオリティはものすごく高いです。音楽に合わせて水が踊っています。正直、変なヨーロッパとか日本とかの噴水よりも見応えがあるし楽しいですね。噴水の時間に合わせて登って、上から噴水を見下ろすのも面白いかもしれません。ちなみに、2時間まで滞在可、みたいなことが書いてありますがノーチェックなので好きなだけいて大丈夫です。

 124階を見終わったら125階に行きましょう。そうするとみなさん、何とびっくり、眺望が何も変わりません。当たり前ですね(笑)。じゃあ125階に行く意味がないじゃないか、と言う人がいそうですがもちろんそんなことはありません。それだったら125階を展望台にしないで貸オフィスにでもした方がいいでしょう。そう、125階には面白い仕掛けがいっぱいあるのです。一番お手軽なのがこれ。

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危うく落ちるところでした。危ない危ない

 ガラスを踏み破ってしまったかのような写真が撮れるモニターがあります。僕はこれがあるのは知っていたのですが、てっきり踏んだところが圧力に反応して割れるんだと思っていたら、表示された割れ目に足を合わせるシステムのようです(笑)。だから動画で撮るとうまく撮れません(笑)。

 他にも、何だかよくわからないVRもありました。ブルジュ・ハリファから飛び降りる、みたいなやつです。何だかはよく知りません。無料なのか有料なのかも謎ですが、どうも無料っぽい雰囲気は出ていました。それと、ドバイの施設は何だか知りませんがそこらじゅうにカメラマンがいて、ポーズを取るように促されます。知ったこっちゃないので「No, thank you.」とでも言っておけば大丈夫です。この手の施設の人たちは素直に引き下がります。引き下がらない人がいる場所もあるのですが、その話はまた今度したいと思います。ちなみに、撮ってもらったところで買うか買わないかは自由なので、とりあえず撮ってもらうというのもアリといえばアリですね。後で押し売りに遭うかもしれませんが(笑)。でも、断れば強引には言ってこないはずです。それにしても、彼らの「モノを売ろう」という熱意には注目すべきものがあります。

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センスのいいお土産が多いです。でも、高い

 土産物屋は124階、125階の両方にあって、しかし売っているものはほぼ同じです。どっちで買っても同じ値段、同じモノです。買いたいなら買いましょう。結構高いですが。Tシャツなどならスーク(そのうち記事にします)で買った方が安いですね。カッコいいものが欲しいならブルジュ・ハリファで買った方がいいかもしれません(笑)。

 展望台を満喫したら、エレベーターで下まで戻りましょう。帰りも凝った映像を眺めながら帰れます。帰りの方がエレベーターが速いので、結構耳がツンとします。下まで着くと、今度は建設に関わった人たちを称えるような展示がされていたり、行きとは違うやり方でブルジュ・ハリファの建設の様子が示されています。たまたま一緒になった日本人たちは爆速で駆け抜けて行きましたが、ちゃんと見るとなかなか面白かったですよ。

 最後に、ブルジュ・ハリファについての雑談をしてブルジュ・ハリファの記事は終わりにしたいと思います。実はこのブルジュ・ハリファ、最初はこの名前になる予定はありませんでした。もともとは「ブルジュ・ドバイ」という名前になるはずだったそうです。ただ、建設途中でドバイが資金不足に陥ってしまい、アブダビの首長でもあり、UAEの当時の大統領でもあったハリファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンという人に資金援助を受けたため、その名前を冠した名称に改められたそうです。ちなみに「ブルジュ」というのはアラビア語で「タワー」という意味です。要するに「ハリファ・タワー」ということです。トランプタワーとかカーネギーホールとか人見記念講堂とかと名前の付け方は同じですね(笑)。

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おい、寝てないで泳げ。詳細は次回以降

 さてと、何と今日の記事は3000字を超えています。これからドバイに戻るフライトです。残念ながらインボラで釣ってもらえなかったので、必死で1列空いている席を探してどうにか寝っ転がって旅をしたいところです。次回以降は、世界最大の水槽を持つ、ドバイモールの水族館のことを書いていきたいと思います。